016【Specialist Column】by長井美有紀 「スイスの古き良き”老いない”リンゴと、”次世代環境配慮型コスメ”とは?(2)」

以前、こちらで「コスメとエコと」というコラムを書かせていただきました。
美容も、今後は環境との関わりについても重視すべきポイントのひとつとなり得るでしょう。


今回発表の”老いないリンゴ”のZOÉ of Switzerlandシリーズでは、リンゴ幹細胞エキスが基調になっていますが、前回でもふれたように、このリンゴが絶滅危惧種であることは地球上において配慮すべき点といえます。
近年の環境問題の考え方は、自然と「共存」することと、「サステナビリティ(持続可能な社会)」をいうのがキーワードです。
実はこのリンゴは食用ではなく、ほとんど商業用として使われている場合が多いとのこと。食用でなくても、生物多様性において、リンゴとの共存を行わなくてはいけません。

私は兼ねてから、美容(ナチュラルやオーガニック成分を含むもの)と環境との関係について考えてきました。生物多様性というテーマが環境問題で浮上してきた近年で、過多な商業利用はどの動植物にとってもコントロールしなければなりません。

Mibelleの先端技術により、ほんの少しの部位だけでリンゴから幹細胞を採取できるのは、世界でも賞賛されていることです。以前Mibelleは、「RIO+20」にてその取り組みを発表しています。先端技術と環境配慮の融合ということで、"次世代配慮型コスメ"と言えるのではないでしょうか。


ナチュラルな化粧品には、植物が欠かせませんが、このトピックスは、今後の美容業界でも課題のひとつになってくるでしょう。
今後も広い視野で、サステナブルな生産活動を期待します。




出典:
-        製品発表会取材ならびにDr.ベルナール氏インタビュー(108日 by長井美有紀)
-    『C.I』(PrhtyCell Tec Malus Domestica) http://www.cosmetic-info.jp/mate/detail.php?id=2006&PHPSESSID=ksmtgejekjq85jpibje4e482qg3kfb7k
-   Mibelleご担当者 RIO+20内でのインタビュー映像(https://www.youtube.com/watch?v=Cx8jK5grigw




リンゴ幹細胞エキスを基調とした、“次世代環境配慮型コスメ”スキンケアライン「ZOÉ of Switzerland」が、このたび日本に初上陸しました。

ZOÉ of Switzerland シリーズ
発売元:M-INDUSTRY Japan 株式会社