051【Specialist Column】by長井美有紀 『フランスではもはや定番?!オーガニック香水のヒミツ』

最近、フランスの最新コスメ事情に触れる機会がよくありました。
フランスといえば、コスメの先進国でもあり、オーガニックの先進国でもありますよね。
このところ、”オーガニック香水”というのを日本でもよく耳にするようになりました。

(写真はイメージです)

フランスといえば、香水も本場ですが、これまで「香水×オーガニック」とは少々タブーなところがありました。
前置きとして、私がこれまで述べてきたように、オーガニックコスメは定義はなく、定義づけすることも難しい分野ですが、
オーガニック香水となると、さらに定義づけが難しい部分があります。

香水の主成分は、アルコールです。ここでオーガニック香水と言及するには、このアルコールがオーガニック素材を使用しているかということが言えるのではないかと思います。植物由来でオーガニックなアルコールとは、さとうきびや小麦などを採用する場合が多く、香水以外にもアルコールを使用しているナチュラル化粧品や日用品などにも既に使われていますよね。
さらに、香りづけとして、オーガニックのエッセンシャルオイルや植物エキスが使用されているので、モノによってはオーガニック素材の全体比率が高いものもあるでしょう。また植物エキスも全体に比べて多く配合されている場合もあります。
化粧品製造においては、アルコールの量と植物エキスの量の違いで、香水と呼ぶのかミストと呼ぶのか、特に決まりがありません。

フランスのオーガニック香水ブランド「アコレル」への取材によれば、“香水”の意識をもって開発されているかがカギとなるとのこと。
気になるオーガニック香水を見つけたら、きちんとブランドの情報を見たり、店頭で聞いたりすることが大切ですね。
また、”新鮮”なうちに香りや効果を楽しむこともおすすめです。

















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